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2011年7月

ナチュラル・ラーニング~長男Sの場合~

我が家の長男は6歳。普通の小学校へは行かず、今は自宅で過ごすホームスクーラーです。(デモクラティックスクールができたら、そちらへ行くことを希望しています。)

「勉強はどうやって教えているんですか」と聞かれることがあるのですが、デモクラティックスクールの理念と同様、本人の自発性を尊重しています。聞かれれば、分かる範囲で教え、分からないときは図書館で本を探して調べることもあります。彼の場合、自転車もスキーもそうだったように、自分で納得しながら身に着けるのが好きなようで、最初から教えられることは好まず、むしろ拒否します。

数や計算は普段の暮らしの中で、学んでいるようです。時計やカレンダーは身近な教材でもあり、そして料理の手伝いが好きなので、「小さじ3分の1」など、分数も自然に出てきます。計算への興味は、おじいちゃんから電卓の使い方を教わったことがきっかけで、「問題出して~」「〇足す×は?」と足し算にはまったことがありました。もちろん、一ケタから大きな数までおかまいなしです。位の名称に興味を持ったこともあり、図書館で本を探して、名前がついている一番大きな位が「無量大数」だと知りました。

文字は、おばあちゃんやおばちゃんが手紙をくれるので、返事を書きたくて少しずつ覚えています。50音表をみたり、父母に聞いて、でも、見てると書き順はめちゃくちゃだったりします。書き始めたのは数字やアルファベットが先で、書きやすかったのか、カッコイイと思っていたようです。大好きな「アミ」の本の表紙を写したり、ラジカセやカメラの表示を写したり、も文字の練習になっているようです。

ここまでは、私が既存の「学習」「勉強」の枠から見た学びの姿に近いものですが、我が子ながら、時々「宇宙人かも?」と思う瞬間があります。

例えば、朝ごはんを食べながら「最初に言葉を覚えた人はどうやって勉強したんだろう?」と問われた時。父親は「Hくん(1歳の弟)みたいに、アーとかウーとか言ってたんじゃないか?」と笑っていましたが、つまり、言語がどのように生まれたか、という深い問いであって、彼がそんな発想を持ったことに私は驚きました。

もう一つは、やはり食事のとき、「月食って、月からみたら日食だよね。月ではそんな風には言わないだろうけど・・・。」と言われ、私は一瞬考え、(月→地球→太陽・・・だから月に人がいたら、太陽が地球の影に入るから)、「そ、そうだね。」とようやく返事ができました。「そんな風に考えたことなかったよ。何で~?すごいね~。」と、本当に驚いたので正直に言いました。一時期、宇宙に興味を持って、図鑑を読んでもらっていたので、日食月食のことも知っていたのでしょうが、父親に話すと「きっとその瞬間、Sは月に行ってたんだよ~」とやはり笑っていました。

一人一人に固有の学びのスタイルやプロセスがあって、私は今、たまたま長男の学びの一部を見ているに過ぎないし(見えない部分の方が多いでしょうし)、スクールの年齢ミックスの中での学びは、また違った、ダイナミックな形で現れるのかもしれません。

それでも、本人の関心から出発する学びには興味深いことが沢山あり、私たちは今、大人も、子どもも、道なき道、新しい道を歩んでいるのかもしれません。

7月17日は延期します

都合により、第1回目、7月17日(日)の体験スクールの開催は見送り、
第2回目を予定していた30日(土)に延期することにしました。

スタッフの子どもたちが相次いで百日咳にかかり、
また他のスタッフの周辺でも百日咳が発生しており、

(延期決定時点で申し込みもなかったことから)
大事をとって延期することにした次第です。

30日(土)は夏休みに入った後の開催でもあり、
親子で交流しながらスクールについて知ってもらう機会になれば、と
思っています。

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昨日は、スタッフの一人、Tさんと、体験スクールの会場である「つどいの森」の下見に行ってきました。蒸し暑い日でしたが、森の中は涼しい風がふいていました。

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