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2011年3月

20日の準備会は中止します

3月20日(日)に予定していた第2回の設立準備会は中止します。今後のことについては、追ってご連絡します。

設立趣意書(その2)

デモクラティックスクール翼の特徴

一人ひとりが自分の学びの主人公です:カリキュラムやテスト、成績表はありません

子どもたちはスクールでの時間をそれぞれ自由に過ごします。他人の自由やみんなで決めたルールを守りながら、その瞬間、一番やりたいこと、好きなことに取り組むことができます。一見、遊びやただのおしゃべりにしか見えないようなことにも、学びの全てが含まれています。他者との競争も、他者からの評価も、ここには存在しません。自分の内なる声を聴き、「今ここ」の自分を生きる。自分の行動を自分で決め、その過程と結果にも自分が責任を持つ。その積み重ねが、やがて自分の人生を自分でデザインすること、自分の人生に責任を持つことにつながってゆきます。

さまざまな年齢の子どもたちが一緒に過ごします:学年やクラスはありません

スクールでは多様な年齢の子どもたちが一緒に過ごす中で、お互いに影響しあいながら成長していきます。何かを教えあったり、助けあうこともあれば、異なる価値観との葛藤を経験することもあるでしょう。大人であるスタッフも含め、多様な人間関係、多様な考え方に触れる。それは、他者とのコミュニケーションの方法を学んだり、自分自身を知ることにもつながってゆきます。

スクールの運営に全員が参加します

スクールでの生活のルールや、予算、スタッフの選任など、すべてのことを、子どももスタッフも対等な一票を持ったミーティングで決めていきます。参加するか、しないかはそれぞれの自由ですが、どんな問題も、開かれた話し合いの場で解決し、誰かが一方的に決定を押し付けることはありません。それは、お互いを尊重しながら話し合いによって平和的に問題を解決する経験と同時に、自分の存在に価値があるという自尊心、自分の言動に対する自信と責任を育むことにもつながります。

スタッフがいます

スクールには、スタッフと呼ばれる大人がいます。スタッフは、子どもと対等なコミュニティの一員として一緒に過ごします。そして、子どもが望んだ時に、望んだことだけを、教えたり手伝ったりします。頼まれないのに、一方的に教えたり、働きかけたりすることはありません。また、スクールの運営に必要な雑務を行うのもスタッフの役割です。

保護者・家庭との協力

スクールの総会には保護者も参加し、子ども・スタッフと共に、スクールの運営に責任を持ちます。また、私たちは、子どもの成長・教育の基盤は家庭にあると考えます。まず家庭において、子どもへの信頼、子どもの自由な学びの尊重、子どもと親が互いに尊重しあう人間関係を築く、という理念が理解され実践されることが大切です。その上で、子どもが家庭を離れて、多様な人との関わりの中で学んだり、民主的なコミュニティを経験する場として、スクールの役割が十分に発揮されることになります。

デモクラティックスクールは、1968年に設立されたアメリカ・マサチューセッツ州ボストン郊外にあるサドベリー・バレー・スクールをモデルとしています。そのユニークな教育実践に賛同する人々により、全米そして全世界にサドベリーモデルの学校がつくられてきました。日本でも1997年に最初のスクールが開校し、現在では準備中のものも含めると10校あまりが活動しています(http://democratic-school.net/)。

設立趣意書(その1)

私たちは、今、岐路に立っています。物質的な繁栄や日進月歩の技術革新の反面、貧富の差の増大、石油資源の枯渇をはじめとする地球環境問題など、資本主義経済とそれに依拠するさまざまな社会システムの限界を示す現象が立ち現われています。その一方で、すべてのものが絶えず変化し、新しい創造の過程にある時代を迎えているとも言えます。このような中、私たちは、真の学びとは何か、どのような社会を目指すのか、子どもたちに望ましい教育とはどのようなものか、という根源的な問いに立ち返り、以下の理念に基づく学びの場を創設するものです。

デモクラティックスクール翼の理念

子どもを100%信頼し、尊重する

人には、生来、それぞれに必要なことを、自ら学び成長していく能力が備わっています。生きている限り尽きることのない好奇心がその原動力です。学びは、一人ひとりに固有の内的なプロセスで、いつ、どこで、どんなことをしていても起こっています。誰かに指図されたり、規制されたり、また評価される必要はありません。スクールは、子どもの自由な学びを信頼し、それを尊重するために必要な環境を提供します。

子どもによる学校運営

私たちは、一人ひとりの自由や違いを認め、尊重し合い、誰もが幸せに共に生きる社会の実現を普遍の価値として考えます。スクールでは、子どもも大人も一人ひとりが対等に話し合いや意思決定に参加し、それぞれの違いを尊重しながら、みんなが納得する形で物事を進めていきます。その経験を通じて子どもも大人も全員が学びながら成長していきます。

第1回設立準備会の報告

2月27日(日)にデモクラティックスクール翼設立準備会を発足し、第1回のミーティングを開催しました。大人10名、子ども4名の参加でした。

会議では、自己紹介の後、スクールの設立趣意書(理念)と準備会の会則について検討し、決定しました。(本文については、ブログに別途掲載します。)

オルタナティブな教育・学校の選択肢がゼロに近い岩手において、少しでも理解してもらうために、どのような表現や伝え方をしていったらよいのか、等々、活発な議論が行われました。

その傍らで、子どもたちの遊びがだんだん盛り上がっていき、最後は歓声の中、会議お開きとなりました。

今回は、呼びかけ人・世話人の私が司会(議長)を務めましたが、準備会の話し合いの進め方自体が、デモクラティックスクールのミーティングの勉強にもなると感じました。

準備会は、今後、スクール立ち上げのコア(核)となります。そして、スクールの規約を整備するなど、メンバー募集や、サポーターからの物心ともの支援を募るための受け皿を用意する役割を担います。

準備会は、一人ひとりが責任を持って発言・活動していただくため、会員制をとります。もし、設立趣意書や参考書籍をお読みになって、スクールの設立に直接関わりたい!参加したい!という方は、是非、ご参加ください。

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